令和2年6月上旬の家計

 

 

今回は、梅雨前で雨の降ることが多い天候でした。

 

 

新型コロナウィルスの自粛要請は解除になり、子どもの学校が再開。

 

 

まだまだ始業時間が遅かったり半日授業だったり、引き続き手さぐりの日々。

 

 

私は仕事に行きながらも、遅刻しないようにと常に子どもの時間に気遣い、とても神経を使いました。

 

 

そんな令和2年6月上旬の家計です。

 

 

 

 (今回の状況)

 

 

 

大きな出費なく過ごせたと思います。

 

 

業務スーパーで週末にまとめ買いする習慣が定着してきました。

 

 

  

(集計結果)


6/1~15(15日間)

【食費・雑費等】 21,813
    (一日あたり、約1,354円)

  内訳) 食料   16,149円
     菓子類   2,219円
     日用品・雑費1,445円
     子ども費等 1,500円

 

 

(昨年との比較)


令和元年6月分  52,823円
   (一日あたり、約1,760円)

 


(感想)

 

 


かなり、節約して過ごせたと思います。

 

 

週末のまとめ買い、夕食の支度の時間がとれていることが効果的のようです。

 

 

 

(今回の大きな買い物)

 

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・お米 あきたこまちブレンド10㎏

 2,780円

 

 

(反省)

 

今後は残業が多くなり、夕食前に支度の時間をとることが難しそうです。

 

 

 

夏季休暇の組み込みなどで対応できないものか、考えたいと思います。

 


また、そろそろ今年のふるさと納税についての検討をして米代を浮かせることで中食の負担を埋められないか検討したいと思います。


 

 

(次回までの目標)

 

 

継続課題) 

食事の栄養価の見直し(鉄分・ビタミン・魚・食物繊維の摂取)。

 

 

 

令和2年6月27日 白雪

 

#節約 #食費 #業務スーパー #DV避難

 

 

 

令和2年5月の家計

 

 

 

今年のゴールデンウィークは、お家にいました。

 

 

それは珍しいことではなく、昨年のゴールデンウィークと何ら変わらないのですが、今年は全国的に自粛という理由があるので、なにかそれが一体感のある連休でした。

 

 

また、その頃にはそろそろ必要だろうと注文していた子ども用のPCですが、結果的に5月中旬の到着を待ちわびる中、やっと届きました。

 

PCを買うにあたっては、いらないんじゃないかと子どもには言われていました。

 

しかし、きっと必要になるからと購入に踏み切ったところ、到着前に学校がオンライン授業へ移行となったため、結果的にはPCは必需品でした。

 

 

そして今月は家族のイベントがあったので、その日ばかりは子どものリクエストでピザを食べました。宅配ピザをネット注文しましたが、お持ち帰りで半額近くに値引きされるので、もちろん取りに行きました。

 

 

あとはライブハウスからの「無観客生配信ライブ」があり、万年お家にいての私にとっては新型コロナの副産物ともいえる出来事でした。

 

 

振り返ればいろいろあった5月です。

 

 

 

(集計結果)

5/1~31(31日間)

 

【食費・雑費等】 60,446円
    (一日あたり、約1,950円)

  内訳) 食料   42,940円
     菓子類    7,061円
     日用品      220円
     子ども費等  6,424円

     母の趣味   3,801円     

 

【その他】
     医療費   2,990円

     学用品(PC,教科書等)

          89,922円

     検定代   3、900円

     定期券代 28,450円

 

 

(昨年との比較)

 

令和元年5月分 

   食費・雑費等 75,345円
   (一日あたり、約2,430円)

 

 

 

(感想)

 

ゴールデンウィーク中に買い物にもほとんど出ずにいたせいか、家族のイベントでの出費があったものの、食費が1日2,000円程度に抑えることができて良かったです。

 

 

(お勧めの品)

 

一時期は毎日出しすぎで食べなくなった納豆ですが、最近業務スーパーで買ってきたこれは「おいしい!」と言って、冷蔵庫をさがすようになりました。

 

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納豆 納得 極小粒 3パック 52円

 

 

 

(今回の大きな買い物)

 

ノートパソコン 

HP Pavilion13 72,600円


 

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 お米10㎏ 北海道の米 2,900円

 

 

  

(反省)

 

 休日はお米を鍋で炊くことが定着し、大きな失敗なく炊けるようになりました。

 

時間がないとなかなか魚を摂る機会が持てないので、少し方法を考えたいです。

 

 

 

(次回までの目標)

 

魚が苦手な子どもの食べれるような、調理法を考える(骨がなく食べれる方法)。

 

 

 

こちらは、キッチンの窓際で育てているグリーンレタスと小松菜です。

育ってきたので、少し料理に使うため摘んだ直後の写真です。


 

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その6時間後↓↓↓

 

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ぐんと大きくなったように感じて再び写真を撮ったのですが、気のせいかな…?

 

 

 

 

令和2年6月22日 白雪

 

 

#節約 #DV避難 #食事 #生活費 #自家栽培 #業務スーパ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

令和2年5月上旬の家計

 

 

 今年のゴールデンウィークは5連休でした。

 

 

ようやく花粉の飛散が落ち着いてきたことで外干し解禁となり、ゴールデンウィークはひたすら洗濯機を回して、子どもの洗濯機で洗える制服のズボンや室内干しでは洗濯しにくかったマットなど大物の洗濯をしました。

 

 

昨年の令和のお祝いの10連休と比べれば地味に過ぎましたが、世の中が「おうちにいて」という流れのなかで穏やかに過ぎていきました。

 

 

私は連休中洗濯をしているだけでも結構忙しく、おうちにいる才能を改めて感じました。

 

 

5月上旬の家計です。

 

 

 

(予想)

 

 

・連休中に備え、4月下旬に食材を蓄えていました。在宅していることが多かったので、それなりに出費もあったのではないかと思います。

 

 

・洗濯機を回すことが多かったので、洗剤の使用量が多くなったと思います。

 

 

 

(今回の状況)

 

 

・果物の購入を心がけ、バナナやオレンジ、グレープフルーツ、ブドウ等買いました。

 

 

・魚はマグロのたたき、塩鮭、かれいなど購入しました。マグロのたたきは丼にしておいしくいただきました。塩鮭はゆでてバター醤油をあえてみたのですが、味の違和感があったようであまり食べませんでした。かれいはまだ冷蔵庫に眠ってます。

 

 

・室内の気温が上がり、子どもが掛け布団をしまってと言ってきたり、エアコンを使い始めました。

 

 

 

(集計結果)


5/1~15(15日間)


【食費・雑費等】17,246
     (一日あたり、約1,150円)

  内訳) 食料   14,292円
     菓子類   2,954円
     日用品・雑費     0円
     子ども費等     0円

 

 

(昨年との比較)


令和元年5月分  75,345円
     (一日あたり、約2,430円)

 



(感想)



・かなり食費が抑えられていたようです。半月でレシートが7枚と、買い物回数が少ない状況がありました。連休前の買い置きのおかげで、5/2~5は買い物せずに乗り切れたようです。

 

 

 

(今回の大きな買い物)

 

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大地のごほうび 5㎏1490円 

業務スーパーで購入、おいしいです。 

 

 

(反省)

 

・連休最後には冷蔵庫が空になり、菓子の買い置きもなくなりました。それで子どもが果物に目が向いたようなので、良かったと思います。

 

 

・魚の調理法をいろいろ試し、子どもが食べれるようにしたいと思います。

 

 

・洗濯洗剤は1箱0.9㎏で25日程度のもちです。5月上旬の新たな購入はありませんでした。

 室内干しの時期は柔軟剤を使用していなかったのですが、今後の外干しで必要になって来ると思います。スピードコースを選択すると潜在が半分で済むようなので、洗濯物によって使い分けていきたいと思います。

 

 

 

(次回までの目標)

 


・引き続き、果物と魚を食生活に取り入れ、鉄分やビタミン摂取していけるよう、心がけていきたいです。

 

 

・買い物回数と食費の関係を考えていきたいと思います。




キッチンの窓際で育てている野菜


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にんじんの葉が育ったので、土に植え替えました。前回は枯れてしまいましたが、今回は根付いたようです。

右側のグリーンはリールレタス、小松菜、チンゲン菜です。




令和2年5月16日 白雪

 


#節約 #食費 #業務スーパー #おうちにいて

 

 

 

令和2年4月の家計


 4月下旬は多くの人がテレワークで在宅する中、子どもは自主的に外出自粛する生活が定着していました。

 

 

 ほとんど家にいるのでお腹も空かないようで、山盛りの白飯もおかずも「減らして」と言うようになり、ついには「朝ごはん、いらないから」と言いだしたので、いつもと違う事態であることを改めて感じました。

 

 

 本来なら進路を具体的に考えていく時期の子どもです。進学先を担任の先生と話し合う面談もできず、数々の進学に向けた模擬試験や英語検定なども中止になりました。

 

 

 これまで私の朝は弁当作りや子どもを学校に送りだすために、早起きしてせっせとこなしていました。しかし、それがなくなり、朝もエンジンがかからなくなりました。

 


 自分だけが変わらず出勤する意味がわからなくなった私。

 

 

 また、仕事も理不尽な程忙しい状態が長年続いていたのですが、とうとうもう無理だと4月から仕事の仕組みを調整したことが功を奏して一気に余裕ができたこと等も重なりました。

 

 

 そんな4月の家計です。

 

 

(今回の状況)

 

・ 子どものお小遣いは随時渡しているのですが、出歩くことがなくなり少なく済みました。

 

 

・ 仕事は目立った残業なく、買い物や夕飯の支度に時間をとることができました。

 

 

 

(今月の予想)

 

・前回同様、子どもが在宅しているので、間食のストックをいつもより心がけていました。



 

(集計結果)

4/1~30(30日間)

 

【食費・雑費等】 59,397円
        (一日あたり、約1,980円)

  内訳) 食料   41,085円
     菓子類   10,527円
     日用品    1,725円
     被服費    3,060円
     子ども費等  3,000円

 

【その他】
 医療費        5,250円
 子どものメガネ    28,100円

 

 

(昨年との比較)

 

令和元年3月分 食費・雑費等 76,294円
        (一日あたり、約2,543円)

 

 

 

(感想)

 

・夕飯の支度をする時間がとれていたため、総菜を買うことが少なかったと思います。

 

 

 

(今回の大きな買い物)

 

 

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彩のかがやき5㎏ 1,560円

 

 

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焼酎1.8ℓパック920円位

 

 

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キシリトールガム3ケース960円

写真はそのうちの2つ。空きケースに3種ミックスを作って子どもに渡してましたが、気に入った1種を部屋にもちさったようです。

 

キシリトールガムは、お菓子を食べすぎないようにするためと、子どもが顎が鳴ると言いだしたため噛みくせの矯正目的で買ってます。

 

 

 

うなぎ蒲焼858円 (画像はありません)

 

 

 

(反省)

 

 

・菓子類の出費が多くなりました。菓子パンや総菜パン、ガムやカップ麺などで今までと変わりませんが、上記の焼酎やインスタントコーヒーの購入もあったためだと思います。

 

 

 

・土日は炊飯器を使わず鍋で米を炊いてましたが、フライパン用の大きな蓋をいただいたので便利になりました。焦げ付きにくいので、火を止めるタイミングが多少ずれても大丈夫という安心感や、こびりつきにくいので洗い物が楽です。

 

 

 

楽天ポイントを通勤時間を利用してクリックでせっせと貯め、くすりの福太郎で雑費購入の際に使うようにしてます。期限付きのポイントも使用できるので、とても便利に使えます。

 

 

 

(おすすめの品)

 

 

いずれも業務スーパーで安売りしていた品、4月の月間セールの品だったと思います。当たりの品が多く、リピートするにふさわしいものばかりでした。価格は購入時のものです。

 

 

 

今までこれほどのりがおいしいと思ったことはありません。何にかけてもおいしいのですが、豆腐にこの焼きざみのりをふりかけ、醤油をかけて食べるだけでもとてもおいしいです。

 

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瀬戸の一ばん焼きざみのり10+2g増量 110円

 

 

 

興味があって買ってみました。ダイエットによいようですが、私はバナナと種なしブドウでスムージーにして飲んだらすばらしくおいしかったです。

 

 

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ココナッツアーモンド1ℓ 218円

 

 

これも乾燥しすぎてなくておいしい。朝、ヨーグルトにいれてます。

 

 

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ドライクランベリー90g 99円

 

 

 

これはパッケージが英語でほとんど読めず、シリアルだろうと思って買った程度でまったく期待していなかった品。食べてびっくり、フルーツグラノーラみたいなシリアルなんだけど、こっちの方がおいしい。

 

 

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クラシッククランチ350g 178円 

 

 

 

忘れてはいけない我が家の定番。4月の月間セールで3回も購入しました。

 

 

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マカロニサラダです。1㎏も入って238円。

 

 

 


(次回までの目標)

 

鉄分とミネラル摂取、魚類や生のフルーツ摂取を引き続き考えたいです。

 

 

 

令和2年5月10日 白雪

 

 

#家計 #節約 #新型コロナ #外出自粛 #食欲減退 #おすすめ #業務スーパー 

 

 

 

 

 

 

 

 

本の紹介②『ストーカー病 -歪んだ妄想の暴走は止まらない-』

 

私はDV夫から何年もの間、罵声を浴びてきました。

 

 

家の中にいると、絶えず夫の怒鳴り声が聞こえていました。

 

 

それは、どんどんエスカレートしていき、最後は濁流のようになって流れをとめることができなくなりました。

 

 

「殺す」だの「水に沈める」というような暴言は日常茶飯事になっていました。

 

 

今でもたまに、うとうとしている時など、遠くから怒鳴りながら暴言を吐いているDV夫の声が私には聞こえてしまいます。

 

 

私がDV夫から身を隠すにあたり、その後にDV夫からの追跡をどう回避するかということは、大きな問題でした。

 

 

 

 だって、今度会った時には殺されると思うから。

 

 

 

 

そしてDV避難後、追跡を受けた時からDV夫の呼び名が変わりました。

 

 

それが、「ストーカー」。

 

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『ストーカー病 -歪んだ妄想の暴走は止まらない-』 福井裕輝 著

「恨みの中毒症状」の治療なしに、被害者は減らせない

 

 

筆者は、性犯罪者やストーカー行為の診療に携わっている司法精神科医

 

 

警察が介入したストーカー等の案件のデータ解析、ストーカー凶悪犯との接見、被害者の問診に携わる中で、ストーカー凶悪犯を始めとする加害者像には、共通性があるという。

 

 

それは、年齢や性別、職業や社会的な地位はそれぞれであっても、精神の病理や心の状態は類似しているという。

 

 

揺るぎなき被害者感情、激しい思い込み、愛憎の入り混じった執拗さ飛躍した衝動性であり、もはや一つの病気とみなせると。

 

 

 

<ストーカー病の分類>

 

① 執着型

 

 元恋人や配偶者との密接な関係が壊れた時にストーカー化する。

最初は壊れた関係を修復したい、話し合いたいなどといった要求から始まるが、結果的に相手への復讐に目的が変わる。

 傷害事件や殺人事件に発展することが多い。

 

 執着型の因子: 自己愛性パーソナリティ障害。

 

 自分は優れていてすばらしく、特別な存在でなければならないと病的に思っている。

 “他者に対して過度に尊大な態度”、”特別扱いを求める”、”相手の気持ちに無頓着”などの特

徴があり、こうした欲求が満たされないと過剰なまでの怒りを抱く。

 

 遺伝的な要因もあるが、乳幼児期の早期に親との関係を通してセキュアベース(心の安全基地)を十分築けなかったことによる。

  セキュアベースを十分育めていないと、その内面はとても脆弱で自己不信を抱えながら生きて行くことになる。

 

 自分は特別な存在であると思い続けるのは、こうした自己否定感や自己嫌悪感から自分を守り、不安を緩和するための手段。

 

 ハインツ・コフートは『自己愛と自己愛憤怒に関する考察』という論文の中で、「過剰な特別意識、優越感は、他者を自分の下位に置いて批判したり、罵倒したりすることによって、保たれるものである。」と論じている。

 

 彼らはストーカー行為を繰り返す加害者側であるにもかかわらず、非常に被害者意識が強い。

 

 「自分がこんなことをするのは、相手のせいだ」と自分の行為を正当化し、身勝手な恨みを募らせる。

 

 彼らにとって相手は写し鏡のような存在。相手に写した自分自身を愛し、相手と自分を同一視することで脆く崩れやすい自己愛を支えている。

 

 恨みを募らせながら、「相手はまだ自分のことを愛しているはず」とすがる。写し鏡である相手を失うことは、自分のすべてを失うに等しいからだ。

 

 追えば追うほど求めるものは遠のいていく。そんな相手に苛立ち、怒りを募らせ、それが臨界点に達した時に事件は起こる。

 

 

 

② 一方型

 

 それ程密接な関係ではなかった相手や、ほとんど知らない相手に対するもの。

恐怖を与えたい、混乱させたいという欲求。

 アイドルやタレントへの一方的な恋愛感情から始まるストーカー行為。

 

 一方型の因子: 統合失調症、妄想性障害。

 

 

 

③ 求愛型

 

 ちょっとした知り合い程度の関係の相手に対するもの。

相手と相思相愛の関係を築きたいという一方的な意図から生じるストーカー行為。

 

 求愛型の因子: 発達障害傾向。

 

 特徴は対人関係の苦手さ、その一方で好きなことには熱中する。

 すなわち、自分の感情の表現が出来ず、相手の気持ちを読み取るのも苦手。異性とのコミュニケーションに未熟さを生じ、特別な関係になっていると思い込んで熱中し、相手に拒絶されても理解が出来ない。

 

 

 

④ 破壊型

 

 相手の立場や気持ちは一切関係なく、自分の感情や欲求を一方的に押しつける行為。

自分の性的欲求を満たすための対象に、ストーカー行為を行う。

 

 破壊型の因子: 反社会性パーソナリティ障害。

 

 他人の権利の無視、侵害、人をだます傾向、良心の呵責の欠如が特徴。 

 

 

 

<被害者になりやすいタイプ>

 

 ・ 母性的、同情や共感をしやすく、面倒見がよかったり尽くすタイプ。

 

・ 頼み事や要求を断れず、相手をつい受容してしまう

 

・ 生育過程で愛着の問題を抱えており、罪の意識を持ちやすく、自己評価が低い

 

 

 

 

<狙われやすい人>

 

・ 出会い系サイトなどのSNSを介し、安易に交際をスタートさせる人

 

 

 

<ストーカーから身を守る方法>

 

・ 相手からの付きまといに対し、被害者であるという意識をしっかり持つ。

  

・ 別れた後は、きっぱりと決別の態度をとる

  

・ 相手に自分の意思を冷静に伝えること(決別の意、付きまといは迷惑で止めて欲しい)

 

 ・ 第三者を巻き込まない

 

 ⇒ 以上を講じても事態が深刻化するようなら、転居をして身を隠す。

  役所に住所の閲覧制限を申し出るなど個人情報を保護する。

 

 

 

<感想>

 

・ これまで自己愛性パーソナリティ障害について、あまり害のある病気だと思っていなかった。

 しかし、この本を読むことで、私が理解しておくべき重大な病気だったと知った。

 

・ 自己愛性パーソナリティ障害は、相手を批判したり罵倒したりして、自己の特別意識や優越感を満たしていると知り、DV夫もそのような状態であったのだろうと思った。

 

・ DV夫は死んでも自分の落ち度は認めないのであろうと確信に至った。 また、DV避難で突然姿を消したため、よりDV夫がストーカー化しやすい状況になっていると推測する。

 

・ ストーカー化しやすい要素として、離別後の相手のグリーフワーク(悲嘆作業)を阻害することがあげられていた。別れた後にきっぱりと決別の態度を示さないことは、相手のグリーフワークを阻害するのだと言う。

 

 

 

<最後に>

 

 私にとって、非常に有益な本でした。

 自己愛性パーソナリティ障害の理解を深めることで、DV夫の状態が理解出来ました。

やっとやっとわかったという気持ちで、たどり着いた思いです。

 

DVに悩んでいる方や、DV避難を密かに考えている方、読んでみてください。

 

DV避難前に出逢いたかった本です。

 

 

 

    令和2年5月9日 白雪

 

人格障害 #秘匿 #投影性同一視 #ボーダー  

 

 

 

 

本の紹介①『なぜ、あの人は自分のことしか考えられないのか「ナルシスト」という病』

 

「ナルシスト」って、病気というより自分のことが大好きな人だと思っていました。

 

自分の中に美学をもっていて、自分ためになら惜しみなく投資出来る。

 

「自分サイコー!」っていう人のイメージでした。

 

 

 

一方、かねてからDV夫について、何の病気なのか考え続けていましたが、よくわかりませんでした。

 

 

いろんな病気や障害の似通った部分をあわせ持っているけれど、どれもぴったりしないのです。

  

 

そんな中で、この本の『なぜ、あの人は自分のことしか考えられないのか』というタイトルが私の目を引きました。

 

 

私がよくDV夫に対して思っていたことは、“なぜ相手の身になって考えられないのか”ということ。

 

 

 

これは 「ナルシスト」という病のせいだったのか? 

 

 

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 『なぜ、あの人は自分のことしか考えられないのか「ナルシスト」という病』

早稲田大学名誉教授 加藤諦三 著

 

この本を読んで、ナルシストのイメージが広がりました。

 

 

私のイメージしていたナルシストとは違うタイプのナルシストもいるのだと理解できました。

 

 

私のイメージしていたナルシストは「あからさまなナルシスト」でしたが、その他に「隠されたナルシスト」というタイプがあると言う。

 

 

日本人に多いという「隠されたナルシスト」。

 

 

DV夫ではないのですが、身近な人にイメージが重なり納得です。

 

 

めちゃくちゃ自信満々で、自分はもっと評価されるべきだと主張して強い不満を抱いているけど、かなり被害的な言動が度々あって、まるで自分に自信がない人みたいなんだよなぁ…という感じの人でした。

 

 

では、ナルシストはどのようなものなのか

 

 

 

<ナルシストとは…>

 

 

・ ナルシストは自分の意識としては高く揺るぎない自己評価をしているのだが、無意識では自己蔑視している。 つまり、本当は自己評価が低いことに自分自身はまったく気づいていない。

 

 

 ・ 相手が絶えず自分を賞賛して、自分の言動に理解を示さないと傷ついて怒りになる。

 つまり、賞賛されてなければ傷ついている。

 ナルシストの配慮は、自分が感謝されるための配慮で、相手への思いやりからの配慮ではない。 

  

 

・ 幼児期に「この人はありのままの自分を受け入れてくれる」という安心感を自分の母親が充足してくれなかった場合、大人になっても充足されずにナルシズムは消えない。

 

 

・ 自分の大切な人からの暴言や暴力などで自我価値を剥奪され、誰にも守られずに生きてきた人間環境が自己執着を強くさせる。

 

 

・ 母親固着の強い男性は、“自分の価値観はすべて自分を無条件、無制限に賞賛する女性関係と結合している”。このような男性は、いつも何もかもが欲求不満、未成熟な青少年である。情緒的に未成熟な人は、自分の成長を拒否する。

 

 

・  妻が普通の意見を言えば、ナルシストの夫は「偉そうなことを言った」と不愉快になる。母親らしく振る舞いかしずいて、ほとんど何の欲求ももたない女性でなければ、ナルシストとは付き合いきれない。

 

 

・ ナルシストの親は自分の話を延々とするが、子どもの話をうまく聞いてあげられない。

 

 

 

<ナルシスト度を測る「8つのチェックリスト」(ハーバード大学のパーソナリティ論教科書より~ナルシスト度>

 

1 人からどう見られているか、人にどんな印象を与えているかいつも考える

 

 

2 人から冷笑されたり、軽く批判されても簡単に傷つく

 

 

3 自分のことばかり話す

 

 

 4 注目の的になることがとても好きだ

 

 

 5 自分は特別だと思っている

 

 

 6 他人がいろいろしてくれることを期待する

 

 

 7 他人の幸運をうらやむ

 

 

 8 自分が値すると思っているものを得るまでは満足しない

 

 

 

⇒ これでDV夫のナルシスト度をチェック!(笑) 

 

結果、あてはまるのは、2項目のみでした。

 

あてはまる項目の基準はないようなのですが、ナルシスト度はそれ程ないということなのかな。

 

 

ちなみにあてはまった項目は、

 

 

 ⑤ 自分は特別だと思っている

⑥ 他人がいろいろしてくれることを期待する

 

 

 

DV夫に当てはまったのは、自己中心性の部分です。

 

 

 

そういえば、こんなことが日常茶飯事でした。

 

 

DV夫の声かけに、子どもが何度返事を返してもDV夫の耳には入らない。

 

 

同じ質問をDV夫が一方的に何度も繰り返しているだけで、話が進まない。

 

 

 これは、自己中心的なあまりに子どもへの関心がなかったからだと考えれば、なんだかしっくりいくような…。

 

 

この本でいうナルシストの周囲から賞賛を求める様子はDV夫にはなく、むしろトラブルメーカーで、“自分以外はみんなバカ”という態度の人でした。 

 

 

ナルシストっぽいと思う部分と、そうでなさそうな部分があって、やはり、身近な人を見抜くのは難しいです。

 

 

 

<感想>

 

 この本を読んで思ったのは、ナルシストは単なる性格的な傾向ではなく、もっと奥深いものだということ。そして、「ナルシスト」という病には治療が必要なのだろう。筆者がナルシストは病だという意味がそこにあるのだろうと感じた。

 

 

そして、現代的にはナルシストは厄介な人、関わらない方がいい人だと考えられている。関わることでコミュニケーションに膨大なエネルギーを吸い取られ、気力を削がれてしまう。

 

 

でも、本当はナルシストが「助けて」と苦しみを表現し、悩みを分かち合う人が必要なのだろう。

 

 

 

 

一方、ナルシストが子育てに携わることで、未来ある子どもが傷つき、心が蝕まれていく現実。そうやって、ナルシストの連鎖を起こしていくのであれば、それは社会的な問題なのだと思う。

 

 

 

 

この本は、「ナルシスト」という病をていねいに具体的に解説している著書です。

 

ぜひ、多くの人にナルシストについて知ってもらいたいと思いました。

 

 

 

令和2年5月5日 白雪

 

#DV避難 #児童虐待 #ナルシスト #世代間連鎖 #自己中心的 #境界性人格障害

 

 

 

 

 

国民1人あたり10万円の給付~手を上げればもらえるのか?~

新型コロナウィルス感染の拡大で、全都道府県に向けて緊急事態宣言を発したことで、給付金が出ることになった。

 

 

日頃、決して効率の良くない節約を強いられている身としては、ふつうに考えれば嬉しい限り!

 

 

ただでさえ、新学期の出費は大きい。

 

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さらに、スマホの不調で買い替えが必要になったり、携帯会社の学割の期間が満了になって料金が倍になっていたり…

 

 

どんどんお金が出て行くさまは、まさにお金に羽が生えて飛んでいくようで、魂の記憶がなくなる気がします。

 

 

 

そんな中での給付。

 

 

嬉しい!すごい嬉しい!!

 

 

ずっと家の中で生活している子どもの生活を、すこし充実させてあげたい。

 

 

あとは、あっぷあっぷしている学費に充てたい!!

 

 

 

今回の給付に関して、手を上げた人だけだという自己申告制の見方もあり、世論は批判的だ。

 

 

そんな話を聞いていたら、私も不安になった。

 

 

 

はたして ”手を上げればもらえるのか?” 

 

 

DV避難した身としては、いろいろ難点がある。

 

 

私たちは住民票を置いて逃げてきている。

 

 

そして、役所から通知が来ても手元に届くことはないのだ。

 

 

現に選挙の投票用紙だって届かないし、まさか投票所へ直接行くわけにもいかない。

 

 

 

そして、子どもの給付金をもらう権利は私にあるのだろうか。

 

 

子どもの養育者はもちろん私だが、今のところは親権はDV夫にもある。

 

 

また、妻の分と子どもの分をと、DV夫がすべての給付金を手にしてしまうかもしれない。

 

 

その程度なら何の罪悪感もなくしてしまうし、むしろ自分がいかに正当かを主張する人なのだ。

 

 

今までも数え切れないほど理不尽な思いをしてきた。

 

 

避難してこれほど時間が経過しても、まだまだ仕掛けてくるだろう。

 

 

一見収まったように見えるが、何かを企てている準備期間だ。

 

 

考えすぎだと思われるだろうが、それが常だった。

 

 

 

結果、

 

⇒ 手を上げてももらえないかもしれない。

 

 

DV避難した私たちは、ずいぶん社会的な弱者なのだと思う。

 

 

 

この給付金をどのように手にしていくのか、今後、お伝えしていきますね。

 

 

どこかで同じように不安な気持ちでこの局面に立ち向かっているDV避難した方々、未来ある子どものために頑張りましょう。

 

 

あなたがちゃんと自分の足で立っていれるなら、きっと子どもも大丈夫だから。

 

 

 

令和2年4月19日 白雪

 

#新型コロナ #緊急事態宣言 #給付金 #DV避難 #自己申告制