本の紹介④『新版 論文の教室 ーレポートから卒業までー』
日頃から何かと文章は書くことの多い生活をしております。
DV夫との同居中から、子どもが小さい頃はノートに手書きしていました。
夫のいないところで時間を見つけては記録をしていました。
それが、スマホを持つようになって、ずいぶん手軽に記録をとれるようになりました。
DV避難の前の数年は、日々の夫のDVぶりを何年も書き綴ってきました。
必要に迫られてのことでしたが、結果的にはずいぶん「書く」ことに慣れました。
DV避難でいろいろな物事を捨てて逃げ、避難先の生活の中で改めて自分に何があるのか考える機会になりました。
DV避難前に欲しかった自分の境遇に似た経験談に、なかなか巡り合えませんでした。
下手な文章ですが、書いて伝えることで私のたどってきた体験が、誰かのお役に立てたらと思っております。
この本は、そんな私が「書く」ということを改めて学ぶ機会になりました。
『新版 論文の教室 ーレポートから卒業までー』
いくつか学びになったところを紹介していきます。
〈論文の鉄則〉
論文とは自分の考えを普遍化された形で書いたもののこと
〈論文の3つの柱〉
⑴与えられた問い、あるいは自分で立てた問いに対して、
⑵一つの明確な答えを主張し、
⑶その主張を論理的に裏付けるための事実的・理論的な根拠を提示して主張を論証する。
〈要チェック箇所〉
⑴メウロコ:なるほど、そうだったのか
⑵ハゲドウ:そうだそうだ、わしもかねがねそう思っとったんよ
⑶ナツイカ:ん?なんか変だな。どうしてそう言えるわけ?
⑷ハゲバツ:なんじゃ、これは、わしゃ絶対認めんけんね!
本を読むときは、赤線をひくより付箋がおすすめ。
〈論文の型〉
論文
論文の内容を要約したもの
↓
本 体
①問題提起
②主張
③論証
↓
ま と め
↓
注・参考文献
〈論文の基本方針〉
アウトラインという種を蒔いて、それを徐々に育てる。
アウトラインが成長してパラグラフになる
補強したり補っったりしながら相互関係を調整して、
パラグラフが成長していくと、
論文になっていく。
まずはアウトラインを定めるということなんですね。
書くにあたっての構想をもてるように
こころの余裕をもって書いていきたいですね。
では。
令和2年8月22日 白雪
#DV避難 #記録